田舎者を尋ねて三千里・チェンマイの田舎

田舎、田舎と言っても、観光地の田舎は田舎ではない。
真の田舎と言うのは、人も田舎者でなくてはダメなのだ。

よし、今日のテーマは田舎者だ。田舎者万歳!。

前回紹介した田舎食堂を颯爽と後にした我々は、再びバイクにまたがりテケテケと速度を上げた。
交通量が異常に少なくなり、対向車もほとんどなくなった。
時速は安定して40キロをキープするようになってきた。



そうしていると、竹や籐細工を扱う、カゴ屋さんを見つけた。
どんな物を扱っているのか、まずは覗こうとしている矢先、牛を乗せたダットサントラックが止まった。
そうなのだ。この辺ではこういった大小様々な籠がまだまだ現役で必要なのだ。
牛飼いの夫婦もなにかしらを買い求めていたが、僕の方はこの牛トラックに気を取られてしまい、牛の写真を撮ったりなんかしてしまったため、どんな買い物をしたのか不明となってしまった。
まさに田舎者的行動だ。



それで、カゴ屋さんはこんな感じだった。
主に魚を採るためのビクが売られており、その他、梅を干すような大き目の平ざる、ニワトリ捕獲用の釣鐘型カゴなどが売られている。
どれも日本ではなかなか使い道がないが、せっかくなのでインテリアとして変わった形であるビクを1つ買うことにした。
こんなお店で買い物ができるのは本当に幸せで、記憶の1ページとして残ることだろう。
我々はすぐにこの場所を離れられない気持ちになっていると、更に1台のダットサントラックが止まった。





これはなんと説明したらいいんだろう。
リーフというか、ワラ葺き屋根のタイ版のような物である。まるで腰蓑だな。
例えばニワトリ小屋などを作るとき、なるべく壁は通気性を良くしたりしないといけない。
このように干し草で編んだ1枚すだれみたいなものがあれば、かなり便利に小屋が作れるはずだ。

この原始人の腰蓑みたいな商品、日本でもガーデニング関係で使えそうだ。
聞いてみたところ1枚なんと20バーツ(60円)。ええっ?そんなに安いの? びっくりしてしまったが、よくよく考えてみたら1枚あたりのサイズが異常に大きい。
ガーデニングのラティスとはサイズ的に合いそうもないのだ。
今回チェンマイからは郵便局から荷物を送る予定になっており、指定された段ボールのサイズには合わなさそうだ。
考えてみて買うのを辞めてしまったが、もしもこんなリーフで、自分の家の庭を改造したらおもしろかったかもしれん。
そう思うと後悔ばかりが先に立つ。
迷ったら即実行することが肝心だが、今回もまた大魚を逃がしてしまった。
大魚ではなく、小さな魚を捕まえるためのビクだけは1つ買っておいたが。



それでもこんなビクを持っている日本人は早々いないぞ。
僕はちょっと得意そうにカゴ屋を後にし、その後、いろんな場所で僕がこのビクをクビから掛けていたら、いろんな人から声をかけられもした。
ビクビクしてないでせっかくの旅なんだからな、ちょっと楽しんでみようということだ。

そうやってぐるぐる廻っているうちに、僕らはチェンマイ県からランプーン県に入っていたようだ。
幹線道路からはとっくに離れてしまっており、すると日本でもそうだが、昔の街道というのは道が蛇行していて、ドライブする楽しさが更に増す。
田舎のガソリンスタンドに立ち寄る。
この古さと土煙がいい。
満タンではなく、100バーツ分とか、そういった給油の仕方もあるので、僕は後者を選んだ。
おばちゃんがホースを持ち上げると、ガランガランとポンプ音がした。



奥ではドリンクも売っていたので、僕はレッドブル(タイではカチンデーンと呼ぶ)を飲むことにした。
レッドブルは元々タイが発祥で、このデザインにカチンときたオーストリアのビジネスマンが、本国に持ち帰りレッドブルという名前に変身させ、世界中で売られるようになった経緯がある。
効き目はさすが本場だけあって、というようなこともなく、実はタイ国内ではM150(エムローイハーシップ)という、けっこう単純な名前で、僕的には好きになれないドリンク剤の方が人気だ。
まぁなんでもいいが、バイクを降りて、カチンデーンをぐびりと一口飲んでみれば、もういっぱしの田舎者かもしれない。



そうやって牧場を見学したり、カニを捕まえているおばちゃんを冷やかしたりして時間を潰した。
果樹園ではライチに似た果物、ランサーが植えてあり、ちゃっかりいただいてしまっていたが、通り過ぎていく近所の人も、ただニコニコしているだけで、いっこうに咎める人はいない。
こんなにたくさん実っているのだ。少しぐらいちゃっかりいただくのは、タイではノープロブレムなのだ。



それでもひとつだけ達成できなかった残念項目がある。
僕のブログ内に、アジア酒場放浪記というカテゴリーがあるが、このコーナーの更新をするのがひとつの楽しみであった。
この流れでタイの地酒、ラオカーオを紹介しようと思っていたのだ。
バンコクなどの都市部ではラオカーオは手に入りにくく、メーカー物の粗悪品が売られているに過ぎない。
聞けば北タイの田舎に行けば、密造レベルで作られているとも言われていたので、ぜひどんな酒であるのか知りたかったのだ。
まぁ帰りの運転も僕がしないといけない訳だし、深く追求するようなこともしなかったので、出会えないのは仕方がないことだが、市場や商店を覗いてもそのようなお酒を扱っているようなこともなく、次回にかけてのこれはテーマになるだろう。




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無名村の無名食堂・チェンマイの田舎

チェンマイを立った我々2人乗りバイクは進路を東にとり、時速30から40キロを往ったり来たりしながらゆっくりと走行中だ。

出発前にいろんな資料を集め、天候や諸事情でどのような変更があっても困らないよう、いろんなプランでシュミレーションをしていたが、それはすべて白紙となってしまった。
こうなったらアドリブをうまく活用し、なんとか楽しい1日にしないといけない。

まぁ取りあえず田園地帯まで行き、そのあたりで食事でもすれば、まずはてっとり早く第一希望達成と考えた訳だ。
イメージ的には大型バスや長距離トラックが溜まるような幹線道路は避け、小さな集落の小さな市場がベストだったが、すでに我々はそういった情報からは無縁な動きをしてしまっている。
1006号線という幹線道から左にそれてしまったし、縮尺の大きい地図しかもっていなかったため、すでにここがなんという村なのかすらもわからなくなってしまっていた。



もちろん迷子にならないよう、細心の注意を払っていればよいのだが、まぁ本当の迷子になることはないだろう。
軽いアドリブを絡ませてみたのだが、そのアドリブが吉と出るか凶となるかは運次第な面もある。
チェンマイは当然ながらこの地域の中心都市であり、道路はチェンマイを中心にして放射状広がっている。
そのため多少道を間違えたとしても、どこからでもチェンマイルートという道が存在しているのであり、楽勝でチェンマイには帰って来られるという気楽感が救いだった。
すべての道はチェンマイに通じるのだ。

すると道路脇に、タイ語オンリーで何やら書いてある看板を発見した。
取りあえずそこは食堂であることには間違いなさそうだ。
小さな集落の小さな市場とはいかなかったが、林に囲まれた東屋みたいな食堂というのも悪くない。



「何か食べたいんですけどー」と言いながらお店のマスターに切り出すと、2・3の料理を挙げてくれた。
ありきたりであったが、ガッパオライスを注文することにした。

屋根と柱だけの半野外のお店である。
床は土を固めただけの土間であったが、これがけっこう涼しく、店内は日陰でそよ風が吹き抜け、火照ったカラダには優しい。
お客は我々以外には、やはりバイクで来た姉妹風の常連客がいた。



マスターは気さくな人で、とても明るい。
自分のお店に外国人が来たのは我々が初めてであったようで、また、日本人と話したのも初めてだといっていた。
その流れでマスターのSNSに僕らが登場することになり、自分と写っている写真を撮らせてくれと頼まれたりもした。
僕らが写ってもビジュアル的な評価を浴びそうにはないが、このような厚い待遇を受けるとは予想もしていなかったことなので、正直嬉しかった。
今の時代、たとえタイの田舎と言え、もっとドライなのではないかと思っていたので、日本人がこんなにめずらしがられるとは感動ものだ。



物流や情報が発達し、かつての田舎と言われた地域や国境付近にも、今の時代は都市部と同じようなお店が立ち並ぶ。
いけなかった国境地帯にも、紛争がなくなったお陰で旅行者がうじゃうじゃいるようになり、それはそれでいいことなんだが、急ぎ足でたどり着き、記念写真を撮って記録だけ残して帰っていくような旅も可能になってきているのだ。
そう言った意味では、観光地から離れてまったくの無名村に行かないと、こんな体験はできないのかもしれない。

話が脱線した。
それでガッパオライスのお味の方だが、今まで食べた中でいちばんおいしいガッパオであった。
ここに来る前バンコクでも一度食べていたが、あれは辛いだけの料理にしか映らなかった。
あれはあれでタイ人の魂みたいなものだと悟ってはみたものの、タイ料理というのは本来、辛くて甘くて酸っぱくてと、一つの料理に3つも4つもの味覚が楽しめる料理のはずだ。
今回のガッパオはそのいくつもの味覚に加え、喉の通りが滑らかで、すーっと口の中に溶けるような清涼感があった。

僕は目ざとくトイレにも行くことにした。
というのも、こんな田舎のお店ならば、またちょっと昔ながらの設備が残っているはずなのだ。
もちろん結果は予想通りで、こんな感じだ。



このようなお店には、地酒というか、どぶろくがあるんじゃないかと期待したが、ビールしか置いてはいなかったのは残念であった。

とりあえず腹も満たされたことだし、出発だ。
こうして我々は、更に東に南に適当に進路を変えながら、思いつくままの方へとバイクを走らせるのであった。


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妻がバイクで事故った話だが、笑ってくれ・チェンマイ

さて、チェンマイの市内巡りも確かに良いが、我々は今回、バイクを借りて郊外に行ってみようと企んでした。
というのもチェンマイの郊外にはドライブに最適なコースが多く、検索してみるといろんな案内にヒットする。

出発前にそれらを読み漁り、それと並行して自分の過去の経験を参考にしてみたりした。
結果、チェンマイを南下して手織り染めの工房を訪れるのもよいし、または東へ東へ向かい、山の民が暮らす散村を尋ねるのもよし。とにかくいろんな候補が挙げられた。
ランプーンというタイレストランが僕の家の近くにあるが、そのランプーンというのはチェンマイの隣町である。
なんてことないが、店のオーナーがそこ出身であることには間違いなさそうであり、そんな親近感からランプーンにも行ってみたくなってもいた。

要するに知らない町を旅してみたいという旅の基本を、このバイクが解決してくれそうだ。
更に付け加えて言うと、このバイクがあればチェンマイ市内の移動もだいぶ楽になる。
いちいちトゥクトゥクをタクシー代わりにしていくこともできないのだ。

てな訳でバイク屋に行き、110ccのスズキメイトを2台借りることにした。
1日200バーツ。想像以上に安い。
50ccのスクーターではなく110のバイクにしたのは、長時間の運転と、多少の山道にも耐えられるエンジンを優先したからだ。
バイク屋にはキチンとヘルメットが借りられるようになっていたが、ヘルメットの方はどれもダサく、後ろから叩きたくなるようなシロモノであった。まぁしょうがない。

僕も日本ではバイクなんかに乗るチャンスはないし、実は妻はバイク運転が初めてである。
そのためまずは運転の練習をしようということになり、妻を後ろに乗っけて周囲を1周走ってみることにする。
ブレーキの事やギアのこと、その他抜かりなく説明を行い、実演1周後に妻にハンドルを渡すことにした。



僕は50mくらいまっすぐに走り、その後Uターンして返って来てくる指示を出す。
超簡単な試運転をさせてみて感覚を養うことにしたのだが、結果、発進後わずか3秒でガシャーンという衝撃音が還ってきてしまった。

そこはまさに地獄絵であった。。

慌てて振り向くと、妻が道路わきで転倒しているではないか。
しかも目を閉じたまま意識を失くしているのだ。

なんだ!なんだ!なんなんだ!! 
バイク屋の兄ちゃんはもちろんのこと、周辺でボーっとしていた地元民までもが焦った顔つきで大の字で伸びきった妻の周りに集まる。
いったいなんなんだ!!!

とは言っても、あの傷だらけで蕎麦屋みたいなヘルメットで大の字になって倒れていては、なんだか笑ってしまう部分も半分は残されてしまっていたのだが・・

妻は外傷もなくヘルメットの割れもなかったので、まぁ最悪のことはないと思いながら声をかけてみると、どうやら単に気絶していたらしい。
その後の調べで、足に何か所かの打撲がみられたものの、医者に行くまでの怪我ではなかった。

事故原因はというと、アクセルを思いっきりふかしてしまったため、もうどうにもならず、気がついたら転倒し、そのショックで気絶してしまったということなのだ。
マッサージ屋のブロック塀と電柱のまさに隙間のような空間に挟まるような形でバイクが突っ込んだため(詳しくは写真を見てくれ)、結果バイクの前輪と籠カゴの部分がそこにすっぽりとはまってしまったのだ。
そのためコンクリに正面から激突するといったようことにもならず、ましてや対向車や人を撥ねるような最悪な事態になることもなく済んだのだ。



これくらいの怪我で済んだのはまさに九死に一生のようなものであり、しかもバイクの修理代も6000円のみで済んでしまった。
マッサージ屋の雨樋を破損させてしまったが、これは大らかなタイの習慣が味方し、誰も気に留める人はいなく、単にバイクの籠と多少のボディのヘコミキズを直す程度で収まることとなった。

ついでに言うと、そのマッサージ屋は我々が2度ほど通ったお店になり、この辺りでは人気ナンバー1のお店であった。
こんな感じだ。





しかし妻の動揺は隠せるものではなく、しばらくは恐怖で手がガタガタと震えてしまっていた。
2度とバイク運転はさせられる状況下ではないと悟るに至った。
仕方がない。予定変更。2人乗りだ。

2人乗りはいちおう違反ではあるが、この程度の違反は警察は許さなくても世間が許してくれる程度のレベルだろう。
実際2人乗りしていても誰もなんとも言わないし、それなりに2人乗り者はいる。
ただしスピードは出ないし1人に比べて疲れることになりそうなので、計画は大幅に変更することとなった。

とりあえず、チャンマイから東に向かうと、ボーサーンという町とサンカンペーンという町が流れるようにして並んでいる。
仮に2人乗りで更なる不測な事態が起こったとしても、修理屋ならたくさんありそうだし、帰りは妻だけがソンテウで帰ってくることも可能だ。



乗りかかった船のから逃げるようなこともしたくないため、我々は安全運転でテコテコとバイクを東に走らせることにした。
チェンマイからその先のサンカンペーンまでは国道沿いになるため、交通量もかなりある。
僕も運転が不慣れなため、スピードは40キロを出すのがやっとだ。
それでも1台のバイクにまたがっていい年した夫婦が乗っているのは、知らない人が見たら滑稽に映ってしまうかもしれん。
まぁそれはそうだが、これを人生に例えると山あり谷ありで、築き上げるもの守るもの、いろんな形容の仕方があるではないか。

そう言えばタイやベトナムで、いい年した夫婦がオンボロ改造バイクにまたがり、市場から去るシーンなどを散々見てきたが、あの夫婦たちの幸せそうな顔はいつも忘れられない。
あの皺くちゃな顔を見るたび、アジアの豊かさというか、幸福感というのが伝わってくるのだが、今回我々がやろうとしていることは、まさにその自分版なのではないだろうか。



こうなると俄然やる気が沸いてきた。時刻はまだ昼前だ。
僕は握るハンドルに力を込めた。


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市場の中で考えた・チェンマイ

我々が泊まったホテルは、チェンマイ市街にあるいくつかの市場の中でも中の中、中規模な大きさのチェンマイ門市場とは、目と鼻の距離であったため、翌日はそこから散策することにした。

市場は朝行くのがベストだ。午後になると、俄然やる気がなくなったような雰囲気が、そこで待ち受けているからだ。
それはおそらく、そこに暮らす人々が朝方の生活を送っておるからなのだろうかと推察する。

チェンマイの市場にはいくつかのタイプがあり、卸もやる巨大市場と、地元民密着型の中小規模市場に分かれる。
卸も兼ねた巨大市場になると夜明け前から動き出すらしいが、このチェンマイ門市場は小売り中心なため、早朝から9時くらいがおもしろく、逆に夜は市場前の広場が屋台村となる。
いつ行っても何かしらの楽しさがあり、前回紹したローティ屋もその中の一派だ。



僕はこのような喧騒に身を置くのが好きだ。
まずは市場全体を一周してみたが、全体のおよそ半分以上が生鮮食料品売り場となっていた。
次にお惣菜売り場がけっこうな数を占め、その次がその場で食べられる簡易食堂だ。
缶詰瓶詰調味料などの食料品屋もそこそこあったが、日本のスーパーの売り場面積比からいうと、そのシェア率は極めて少ない。
ましてや想像はしていたものの、本当に冷凍食品屋がゼロであったことには驚いた。
しかしそれはタイの家庭が皆手作りに燃えているというのではなく、そこそこ手を抜かなければならないのは当然であるのだが、その先にあるのが冷凍食品ではなく、お惣菜ということになるのだ。
もし揚げ物が欲しいのなら、お惣菜屋に行けばフィッシュフライや唐揚げが買えるような仕組みになっている。

ただし保存を効かせるための氷屋が存在していたのは、南国ならではと言えるだろう。



毎日必要な分だけ買い物をし、日持ちしない物はそれほど買わないという暮らしは、僕も学生の頃から続けている暮らしなので、なんかかなりしっくりする。
逆に勢いで買ったはいいが、なかなか食べきれないモノを見るのは辛いし、そういった生活はしたくない。
旅の最中は担げるだけの荷物で暮らしているため、そんなシンプルな生活の方が物に愛着が湧くし、保存できない分、毎日の買い物が楽しくなる。
冷凍食品は買い物をつまらなくさせる品だと思うのだが、逆に台所に立つ身としてはこれほどありがたい食品はない訳であり、こうなると上げ足取られそうなので、これ以上突っ込むのは辞めにする。

まぁ経済を優先すれば、おそらくcostco利用みたいに大量に買い、それを何日かでうまく廻していく方がおそらくお金が残るのかもしれないが、僕はそうではなく、けっこうわがままな方なので、見て気に入ったものを毎日買う方が性に合っているのだ。でも、ちゃんと使い切る。
多分それがアジア流なのであり、こうした環境に居心地の良さを感じる理由なのかもしれない。



まぁ市場にいると頭が冴える。
いろいろ走り回っている女性をみたり、逆に眠りこけているおっさんもいる。喧嘩しているオバサンもいればハゲもいる。
そのハゲた頭にハエが止まっているのなんか見てしまったら、もう大発見でやめられない。



そんなことを考えながら、バナナの葉にくるまれたタイのお菓子を買ったりした。
朝食はカノムジーンという、発酵米線に漬物や生野菜をたっぷりかけた、タイの朝限定の食事だ。
生野菜と言っても、もやしやインゲンなど、日本では生で食べないような野菜をバリバリ生で食べるのがタイ流だ。
この野菜は生では食べない、またはこの野菜は炒めて食べる物ではない、などの固定観念が誰にでもあると思うが、これを覆す料理なのである。それでいてうまい。





妻にはこういった何げないタイの暮らしを見せたかったし、それが思うようになり、僕も鼻高々である。
そのついでに周辺の寺院も散策してみた。こちらも言うことなしだ。

知らない人が聞けば、このようなロケーションを選んだ僕のセンスを褒めるだろうが、実はチェンマイ旧市街にはけっこう市場は存在するし、寺院は5分おきくらいにあるような感覚だ。
様は気がつけば市場に入り、気がつけば寺院にぶち当たる。
極めて普通の散歩をしたに過ぎないのだが、これがチェンマイの良さということである。


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何気ないシーンも見逃すな・チェンマイ

チェンマイに着くなり、地上は雨となっていた。
このチェンマイ空港は小さい国際空港なので愛着が湧くし、小さい分空港職員の雰囲気もアットホームだ。

本日泊まるホテルは旧市街のチェンマイ門市場近くに予約してあり、そこまでタクシーで向かおうとしていたが、外の駐車場を見まわしているうちに、乗り合いタクシー(ソンテウ)が止まっているのを発見した。

このソンテウという乗り物だが、乗り方がちょっと難しい。その難しい点はこうだ。
①ソンテウには路線ナンバーのような番号がない。また路線マップのようなのもない。従って一目見ただけでは始発と終着が判らない。案内もない。
②行先はボディに書いてあるらしいが、タイ語のみの表記のため、タイ語がわからないと行先がまるでわからない。
そのため、現地人にしか利用ができず、ましてやタイ語が読めないほとんどの外国人にはかなり敷居の高い乗り物となる。



タイの他の地域では、このソンテウにも英語表記がされていたり、外国人が気軽に乗れるような様々な工夫がされていることもあるのだが、ことチェンマイに関しては、まったくサービス精神に欠けているのが現状だ。
これはおそらく、チェンマイにはトゥクトゥクはもちろん、サムローにレンタルバイク、レンタルサイクルにタクシーなどの交通手段が選択できるため、ソンテウのような安い交通手段で地元タイ人と一緒に乗るようなことを地域全体が避けているのかと僕は分析する。
またそれとは別にソンテウは、旅行会社ご用達のチャーター車として、山村行きのツアーバスとして利用されているシーンもある。

車はダットサンの改良型で、パワーもスピードもない。おそらく燃費はリッター10以下は間違いないはずだ。
半ポンコツな乗り物に加え、実際荷台に乗り込んでみると高低差が少なく、小柄な女性であっても背中を丸めながらでないと奥に行くことができない。居住性はデタラメで、窓に該当する部分が目の高さにないため、視界も案外悪い。

しかしなぜかアジアの風に吹かれると、かなり心地よい。
人数が少なければ横になれるのもありがたい点のひとつだが、やはりめずらしい乗り物だから嬉しくなるというのがいちばんの本音だ。

以上がソンテウに関しての私見であるが、思い出したことをわーっと書いてしまったので、もしかしたら間違えている個所もあるかもしれん。その点はご容赦願いたい。



話が脱線してしまったが、そんなアジアらしい風情ある乗り物、ソンテウが止まっていたのだ。
ドライバーに聞いてみたところ、なんとなくだが僕らが予約したホテル近くの大通りも通るらしい。
この際金額をいうのも野暮ではあるが、まぁちょっとふっかけられながらも妥協できる金額が返ってきたのも、チェンマイらしい感じだ。
という流れでチェンマイ到着の一歩は、ソンテウと決まった。

僕はともかくとして妻はこんな乗り物にいきなり乗れるとは思っておらず、少々びっくり気味であったが、普通のタクシーに乗るのよりは10倍楽しいはずだ。
一緒に乗り合わせたチェンマイ人の若い女性も僕らをみてなんだか楽しそうだ。
チェンマイの人たちはこういったよそ者を受け入れるのが得意なのだろうか。もともと愛想はいいし、気軽にお話しできるのがありがたい。
言葉の壁で目を反らすなんてことしないし、ちゃんと目を合わして話をしてくれる。そういった文化が老舗観光地として廃れない所以なのかもしれん。



そんなことを思いながらホテルに到着。
もっと広いのかと思いきや案外部屋は狭かったが、バスルームやトイレなどのデザインが素敵で、そういった文化を垣間見ることができてよかったし、玄関先にはタイの伝統である、道行く人が自由に飲んでもよい施しの壺が、2つならんであった。

いずれも写真を撮るのを忘れてしまい、ブログの報告としては物足りなくなってしまったが、廊下の雰囲気とホテル全体はこんな感じだ。





ホテルチェックイン後は、残された時間を使い尽す様にタイ式マッサージ屋で揉んでもらい、市場脇で夜まで頑張っていたローティ屋でチョコ&バナナローティを平らげた。

ローティというのはタイのイスラム人がやっているクレープみたいなスイーツで、生地がしっかりしている甘い夜食だ。
市場中央にはそのローティ組織のボス的なオバサンがデンと構えてがんばっており、多数の客をさばいていた。
その反対にこちらの若い方は市場の脇でポツンと客待ちの状態で、的屋の世界と似てなくはないが、まぁ仕方ない。

ローティは僕の好物なので、結局毎日通うことになり、いつも暇そうにしていたこの子を見るのも日課のひとつとなった。
このように馴染みのお店ができるというのも、滞在の楽しみのひとつだ。
ただし、生地を延ばすとき、まだまだ経験不足なのか生地が破けてしまったりしていた。まぁ若いので許す。




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Author:べぇべぇべぇ
アジア各地で仕入れの仕事をしながら旅を続けてます。

記事は市場や路地裏などを舞台にした、人間ウオッチングが中心になりますので、交通手段や食堂、ホテル、そういった旅の身の回りも登場します。
旅のスタイルは、トレンドとはほど遠い、アナログ的な旅となりますので、参考にならないかもしれません。

街歩きが好きな旅人、大歓迎です。ブログを通じてお互いコミュニケーションが取れればと思ってます。

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