旅の終わりは旅のはじまり

チェンライを去った後の行動だが、まずはバンコクで4時間くらい時間をもてあそび、適当に過ごした後、ホーチミンに向けてその日中に到着した。

ホーチミンではいつもの如く雑貨の仕入れをしたのだが、妻は初ベトナムだったので、ずい分楽しそうであった。

反面僕はいつも通りの行動であったため、なにがどうというのもなく、極めて日常的な時間を過ごした。

あいかわらず路地裏が好きなので、当てもなくブラブラ歩いていたが、日常目にするジャイアンがに日常的にテレビに映っていたので、とりあえず紹介したい。

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残念なことに、流血まみれの雑貨屋店主とか、ギトギト油まみれのご飯など、ブログで紹介したいような事件もなかったので、至って平和なマッサージ屋でのひとときでも載せておく。

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泊まったホテルは生涯2度目であるバカホテルだ。どうだ、お馬鹿だろう。。

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ということで、この2018年3月の旅は、これ以上説明しても何もおもしろい事はなさそうなので、今回の報告はこれで終わりにしたい。

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実はその後、2018年4月になるが、僕は友人と一緒に中国の雲南省・金平県を旅をしていた。

金平なんて名前、イメージからするとベタな中華的な雰囲気が漂ってしまいがちではあるが、どうしてどうして、実は少数民族が溢れんばかりの秘境なのである。

少数民族諸君たちは、一見すると敷居が高そうに見えなくもないが、実はまったくの真逆で、交流に次ぐ交流が生まれた。

感動の連続であり、報告したいことが山ほどあるが、あまりにおもしろすぎたため、5月28日からまた雲南に向かうことに決めた。

こんな感じの人たちだ。

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出発まで2週間となってしまったし、今回はただの旅行ではなく少数民族の暮らしがもう少し判るよう、ただ今勉強中なのである。

なので4月旅の報告をしたいところではあるが、ブログはしばらくお休みにさせていただく。

6月過ぎて、おそらく中旬くらいには、ぼちぼち雲南の記録でも報告したいと思う。

次回はかなりグレードを上げて、これぞべぇべぇべぇの旅というところをお披露目していこうと思うので、みなさんも気が向いたら、どうかまた訪問していだきたいと願うばかりである。


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酔っ払いに囲まれて旅は終了(チェンライ)

幻の酒、ラオカーオを見学した後の行動についてだが、ラオカーオがあまり素晴らしすぎてしまい、語るのもおこがましくなってきてしまった。

テキトーな話なのでテキトーに読んでくれ。

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まずは、正しい酒を飲んだ後に目にしたものが、正しくない酒の飲み方で酔っぱらってしまったおっさん集団だ。

これは通りがかった青空結婚式場内でのことだが、タイの農村地帯で興行を続けている、歌やダンスが中心のモラームという芸能活動のシーンだ。

ノリのよい大衆歌謡に合わせて女がダンスしたり、コントみたいなのがあったりするのだが、その音楽は僕も好きで、モラームを聞くと本当にタイに来た気分になる。

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僕が行った時は、数人の泥酔しきった客が、ちょうどボーカルの女にチップを渡そうとしているところだったのだが、お札は胸の谷間に差し込むという、日本でも昭和時代の夜の町であったらしいやり方で渡していた。

これはこれで楽しそうであったが、まぁちょっと見ただけで退散した。

次に見たのが、若者集団の乱痴気騒ぎだ。

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今度は耳が聞こえなくなりそうなくらいの大音量で、ディスコミュージックを流していた。

ビールかウォッカのラッパ飲みで、男女が腰を振って踊っていたが、これもこれで楽しそうであった。

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自分も含めて世は皆酒飲みで溢れかえってしまっているようであったが、いちおう由緒正しいお寺にも寄っていたので、記念写真くらいは撮っておいた。

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こうしてチェンコーン・チェンカムの滞在は終わりに近づいた。

チェンライからのバンコク行きは朝の7時台のフライトになる。

そのため、まだ夜が明ける前にドゥアン家を出発し、高級SUV車は速度を上げ、飛ばした。

そうして明け方をチェンライ郊外で迎えた。

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写真に撮ったら普通に写ってしまったが、大地が朝を迎えるというのは、本当に美しいものだ。

昼間は平坦に見えた大地も、僅かな起伏を利用して霧が発生していたり、お寺の灯りの下では僧侶が托鉢の準備をしている。

夜が白みはじめ、何処となく、バイクがチラホラと近づいてきた。

ちょうど始まろうとしている村々のマーケットに向かうのだ。

夜明けと同時にマーケットは開かれるのだろうか。

全くの無名の村であろうとも、このような半野外のマーケットがタイ全土そこら中にあるのだ。

車中で観察してみると、どうやら5キロ間隔くらいでマーケットは存在しているようであった。

5キロというのはバイクで通うのにちょうどいい距離となるだろうし、それ以上間隔が近くても遠くてもいけないのだろう。

そんなどこにでもあるような木造市場が朝靄に包まれて、車窓から見るとなんともいえない景色に映った。

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そうか。

チェンライからこの辺りは近そうだし、車やバイクがあれば、こんな朝がまた迎えられるのかもしれないな。

そう思うと、次の旅のプランが浮かんできてしまった。

バイクだ。北タイを思いっきりバイクで走りきるのだ。

こうやって名もない村を訪ねたり、朝市を楽しんだりする旅だ。

観光の名所ではない、地図にも載っていないような場所を訪ねる旅にするのだ。

そう思い、僕は妻にこう告げた。



「おい、頼むからスクーターでいいから乗れるようにしてくれよ・・」

そう言い残して、我々はチェンライを後にしたのであった。


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幻の酒、ラオカーオを探す旅⑤-それは完全エコロジーの蒸留酒造であった-

そういえばこの酒、1本おいくらなのかという単純な疑問であるが、これに関しては質問をしないことにした。

元々市販されていない酒だ。

あれこれ値段を聞くのは下世話な発想だろうし、まとめて買うから値段が決まるのであって、1本いくらと言われても、売ったことのない値となってしまうだろう。。

そう思いながら帰り支度をはじめ、日射病にならないように帽子を被った時である。

なにやら鼻が異変を感じ取ったのだ。

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「豚だ。ブタがいる。」

目で奥を追っていくと、そこは紛れもなく豚小屋で、豚が数頭ブイブイ鳴いていたのだ。

「わっ、すごい。おじさん豚も飼っていたんだ。」

そこで一つの疑問が生じた。

おじさんはどうして豚なんか飼っているのかということだが、その回答は以下の通りだ。

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これは、蒸留後の糟をこうやって豚のえさにし、その餌を食べて育った豚は、絶好のラオカーオの肴になるということらしい。

糟の量は半端じゃないから、捨てるのにも困るし、周りはゴム園のプランテーションだ。いくらなんでもそこに捨てるのはもったいない。

そこで出てきたのが豚の飼育ということなのだ。
恐れ入った。

しかもだ。豚の糞は隣の羅漢果の肥料となり、ここでもラオカーオから生まれたリサイクルの輪が広がっていく。

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「ラオカーオ完全循環型エコロジー・・・」

これに関しては、発酵とアジアの食文化に関しての本をいくつも執筆している小泉武夫氏が、「個体発酵における小泉の循環説」唱えており、それにかなりよく似ている。

違うのは中国の白酒とタイのラオカーオの相違くらいだ。

その小泉さんの話はかなりおもしろく、興味を持って読むことができたが、それは白酒から出た糟をトラックで農村まで運ばれての話。

まさか自分が目にした造り酒屋が、酒造を行うその裏手で、その糟を餌に養豚しているなんて思いもよらない。

こうなるとタイのラオカーオと白酒が点と線で繋がり、やがて酒のシルクロードみたいなことを自分の目で確かめなくてはいけないような、そんなスケールの大きさを感じた。



「おじさんすごいよ。酒糟で豚まで育てちゃうんだから、やっぱいすごいよ。」

僕の感動は頂点に達した。


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幻の酒、ラオカーオを探す旅④-おじさん銘酒、ここにあり-

では、こちらがその「おじさん酒造」の貯蔵タンクである。

意外と小さいのがおわかりいただけるであろうか。

メインの正面の四角いタンクは一升瓶10本にも満たない量しか入らないだろうし、横に置いてあるポリ容器の数だってたかが知れている。

思いきって聞いてみると、酒はほとんど予約というか、買い手が決まっているために、保管する必要がないとのことだ。

すなわち、コンビニ等では売っておらず、冠婚葬祭の際に付近の住民から問い合わせがあり、それで売り切ってしまうというのである。



「完全なる受注生産・・」

おじさんの酒は、造れば買い手がいるというか、買い手がいれば造るというのか、その辺は見事なバランスで酒造りをしている結果、ストックはあまりないというのが現状なようなのだ。

すばらしい。

それではお待ちかねの試飲タイムとさせていただくことにする。

おじさんがタンクから作り立てのラオカーオを注いでくれた。

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バンコクでのコンビニラオカーオ以来、僕はラオカーオについて多少トラウマ的になっていたので、恐る恐る口にした訳だが、これがびっくりするほどおいしかった。

「おじさん、すごいよ。本当にうまいよ。」

グルメ番組のレポーターにでもなれるようなオーバーなリアクションだったかもしれないが、僕はそう心から叫んだ。

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詳しく説明しよう。

ラオカーオは元々泡盛のルーツになるくらいの酒なので、当たり前だが全体的には泡盛と似たような味になる。

イメージ的には、泡盛の方が我々の口に合うとつい想像してしまうのは、ラオカーオの置かれた立ち位置からしてやむを得ないことではあるが、実際のところ、ここのおじさんラオカーオは泡盛に匹敵するほどおいしい。

帰国後、泡盛2品とおじさんラオカーオで飲み比べしてみたが、香りに関してはおじさんラオカーオが群を抜いてよかった。

ただしこれは、芳香の強い香りとなるので、慣れていない人が嗅いでも好きになれるかどうかは別であり、好き嫌いが生じるかもしれないが、芳香なしにラオカーオは語れないので、それがラオカーオの良さということになる。

世間で言うところの、酒臭い方が酒はうまいという類の話だし、万人が万人ともイエスと言うかどうかは別だが、多くの酒飲み日本人なら受け入れてくれるはずだ。

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次にテイストの方であるが、こちらも泡盛2品と帰国後比較してみた。

泡盛Aと泡盛Bとでもしておこう。

AとBとはそれぞれ違ったタイプの泡盛だ。

泡盛Aはまろやかながら酒の味がしっかり口に残る風味に対し、反対に泡盛BはAよりも更に柔らかく、飲みやすくなっている。

より泡盛的なのはAとなるが、Bの方が普段飲みにはいいかもしれないというのが、僕の意見だ。

では、おじさんラオカーオは試飲した結果、Aの泡盛らしいタイプの酒に分類することにした。

目隠しすれば泡盛とまったく同じである。

タイではストレートで飲むのが一般的だが、日本で飲むならば、水割りが断トツでうまい。

その辺もまったく泡盛と同じだ。

次におじさんが差し出したのは、ラオロンという強めのラオカーオである。

しかしこちらは本当に強めの酒で、罰ゲームにでも使えそうなアルコール度数43度だ。

一口飲んでギブアップしてしまった。

そうそう、おじさんラオカーオのアルコール度数は32度のようである。

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これらのおじさんラオカーオは、ビンにして1日あたり400本分くらい作れるらしい。

その他の質問として、ラオカーオを作る際の蒸留前段階で、サートーというマッコリみたいな濁酒があるはずだと聞いてみたが、残念ながら、そのサートーという酒は扱わないらしい。

冒頭で説明した通り、おじさん酒造は店頭販売は行っておらず、腐りやすいサートーは保存できない事情から作らないのかもしれない。

いずれにしてもおじさん酒造のラオカーオは、市販されない幻の酒である。

記念に、持参したペットボトルに酒を容れてもらおうとしたが、「2本分とかもっとたくさん持って行け」と言われたものの、それ以上は敢えて貰わないようにした。

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「幻の酒は、幻のままでいいのだ。」

そう思い、250mの小さめペットボトルを取り出し、おじさんに詰めてもらう。

おじさんも自分の説明に酔ってきたのか、自らで自作のラオカーオをコップに注ぎ始めたのであった。


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アジア各地で仕入れをしながら旅を続けてます。

記事は市場や路地裏などを舞台にした、人間ウオッチングが中心になります。
しかも旅のスタイルはトレンドとはほど遠い、アナログ的な旅となりますので、現地の気の利いた情報が欲しい方には、まったく参考になりません。

観光ガイドにはない街歩き、永遠に繰り返されるドタバタ劇、そんなアジアの魅力に迫ります。

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